狂乱と冷徹の軍事カリスマ

狂乱と冷徹の軍事カリスマ

歴読誌 連載第7回目になりました。
頭が桶狭間モードだったので、興味深く拝見。
尾張・三河国境紛争史、鳴海・大高両城をめぐる対峙戦、諸説に見る今川方の作戦目的、水野氏封じ込めを狙う、信長、決戦を決意に分けて論考されてる。

信長記の大研究でも触れられてる、天理本との比較をやはり述べられてる。
他に類例のない天理本の面白さは、桶狭間でも光を放っている。

桶狭間は何故起ったのかの問いに、橋場日明氏の海上交通確保をめざしており、経済基盤に打撃を与えるのが目的だったとの説を紹介されてる。
また、桐野様は水野氏を桶狭間における重要な人物と受けとめていらっしゃるようだ。
公記(陽明本)の記述だけでは、計り知れない桶狭間。
詳細は、本文を読んで頂くとして、決戦を秘す信長と決戦を望む豪気な信長を、
桐野様の切り口で論考されてるのは、信長ファンとして拍手を送りたい。
次回は、桶狭間の後編こちらも楽しみである。

指摘としまして、誤植だと思いますがP279の地図品野城のところ、
信長郡× 信長軍○
P280の鷲津砦
織田秀俊× 織田秀敏○ ではないでしょうか。

次号は絵本信長記 の特集との事。
昔織田信長 その激越なる生涯の挿絵で見た事がある。
詳細が拝見できるので、来月が楽しみである。
また、信長研究最前線の論考多数も用意されてる。
中でも、「信長記」研究の現在と題して、金子拓氏が論考される。
興味深い論文を執筆されてる、金子氏の論考要注目である。


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~ Comment ~

歴読の次号には、

K2殿どうも。

歴読の次号には、注目(笑)の今谷氏の論考も掲載されているようですね。
実の処『王権と都市』の論文は未読なのですが、斯くも批判されるものだとは思っていなかっただけに、その一端でも窺い知ることが出来るのか期待されます。
まぁ、その前に『王権』を立ち読みなりしたい(買うのは躊躇されるので)と思っていますが。

また、懐かしい感のある内藤昌氏も安土城に関する論考に筆を取られているようですね。
こちらは、「天主タヲレ」について何かコメントなされているのか注目されますね。

Tm殿
その王権と都市、まだ京都の図書館でも見られないので、残念なのですが。
早期に読んでみたいものです。
私は持ってませんが、遠藤周作氏の本で、
対論たかが信長、されど信長において山室恭子女史との対談は面白かった様に記憶してます。

K2殿こんにちは。
昨日は「室町殿」ミニシンポに参加してきました。

正直、不勉強な自分には難しい内容でしたが、参加しなければ知らないままに終わっていたこともあり、勉強になりました。

発表者の方々が大変お若く見受けられた一方で、聴講側にはベテランの研究者の方が大勢いらっしゃったようで、質疑応答の際には鋭い質問や指摘が飛び交い、それもまた勉強になりました。

帰りに『王権』を立ち読みして来るつもりでしたが、時間が押したこともあり出来ませんでした。
値段が値段だけに、その内容からしても近くの図書館では購入されないのではないかと思われます。

室町殿

Tm殿
シンポ三昧ですね。
信長とどう絡んでるのか、はたまたあまり関係ないのか分かりませんが。
小嶋民部も、早く決着をつけなくてはならないと、自戒してしまいますが、次々と興味がフラフラしてしまいます。
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