信長

信長

信長と言う名は、どうして付けられたか?
1、「平手家牒譜」の平手政秀の項に、沢彦に依頼し、天文十五年正月六日、「信長」の二字を撰上する。
政秀この二字の由来を沢彦に問う。
沢彦曰く信長ノ二字ノ反ハ則チ桑シヲ大吉ナリ、政秀曰く、桑ハ是ヲ蚕食ノ雑木ノミ、其理何レ、沢彦曰く、夫レ我日本ハ古来呼テ扶桑国ト云フ、愚僧熟々考フルニ、幼君ノ風采大器ニシテ武勇アリ、破必ス、扶桑ノ名将タルベシ (後略

この話しは、よく知られてる。岐阜の命名も昨今、沢彦ではないとの見解があり、この話しも意見が分かれようか。

もうひとつは、祖父物語にある西国巡礼の旅。私は一人修学旅行と呼んでる(笑
名を三助殿とあるので、元服後と言う事になるが、それなら名乗りも貰ってる事になる矛盾も出てくるが、、、
中間一人に荷俵を背負わせて、旅に出たところ、摂津四天王寺に参り、あたりの寺にさむらいらしきもの、6~7人おり、名乗り字を書き読みしていたところ、三助こと信長は、その内の一つを、自分に欲しいと頼み、どれが欲しいのかと聞き返すと、信長と言う名乗りを希望すると、一同笑って、この名乗りは、天下取りか、国取りの名乗りで、お前なんかが名乗る名ではないと笑われる。
三助は、名乗るのではない、国の土産として欲しいと食い下がると、それならと、その部分を切り取って持ち帰ったとさ(笑

ドラマだと、多分抜刀してよこせ、となるところ(笑 言葉一つ言い換えて、自分のものにするところがにくい。昨日、大河で信長役をした、吉川晃司が朝の情報番組で、信長役をするにあたり、勉強したところ、信長は死んだ後の評価が大きく、実際はもっと繊細で、慎重な人だったと言ってらっしゃたが、この逸話からも、類推できようか。
スポンサーサイト
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
         
火天の城 他   ←火天の城 他  【2009年07月】の更新記事一覧 →南蛮帽子  南蛮帽子
 

~ Comment ~

義父では…、ない。

こんにちは。
先日は早々のご返事をありがとうございました。お言葉に甘えまして感想を投稿させていただきます。
信長の命名の由来。大変興味深かったです。しかし、文中の沢彦の言葉で「信長ノ二字ノ反ハ則チ桑シヲ」の部分、なぜ信長の二字が桑の字になるのか判りませんでした。つらつら考えていると画数を思いつき、「信」の9画、「長」の8画で「9(く)、8(わ)」になるということなのでしょうか(笑)

岐阜の名が沢彦の推薦ではないという見解もあるのですね。知りませんでした。
Webで検索すると室町期に禅僧が書いた「梅花無尽蔵」に岐阜陽という言葉があるらしく、また、土岐成頼の肖像画に東陽英朝という禅僧が記した賛に「岐阜」という文字が入っているそうです。一部の人たち、取分け禅僧の間に「岐阜」という言葉があって、信長が命じて一般化させたということなのでしょうか?私としては「周の文王が岐山より起こり、天下を定む」という故事の由来という方が好きなんですが…。好き嫌いの問題ではありませんが、結論の出されるのも難しそうですね。。

では、失礼致します。

No title

青霧谷様
信長の字の解釈本、探したんですが、見当たりませんでして(笑 また、書きますね。その解釈面白いですね、なかなかイイかも知れません。

岐阜は、横山さんが論考されてますね。沢彦の存在が低くみられるのは、個人的には残念なんですが、、、

反切

青霧谷さんはじめまして。そしてk2殿お久ぶりです。

出典は失念しましたが、「信長」の二文字が「桑」だというのは反切によるものであり、「信」の文字の声母と「長」の文字の韻母を組み合わせると「桑」になるということのようで、「信長」の場合「シン」と「チョウ」で「ソウ」=「桑」になるようですが、何分、中国語での発音でのことなので学の無い自分にはちゃんとご説明できません。

PS.『織田信長 最後の茶会』早速購入したいと思います。

No title

Tm殿
久しぶりですね。中国語でしたか、分かった様な、分からない様な(笑

その本、少し立ち読みしてから、買うかどうか、決めて下さい。半分くらい読みましたが、、、、って感じです。
途中びっくりする、思考を披瀝されてます。

前にお聞きした、光秀本、買いませんでしたが、まだ、そちらのほうが、真摯に向き合われている印象を受けましたが。

恐縮です

Tm様、はじめまして。

「信長」の解釈をご教授いただきましてありがとうございました。
中国語の発音の組み合わせでしたか。思いつきませんでした。
やはり昔の高僧は学があったんですね。

K2様。
なにか余計な手間をお掛けしてしまった様で恐縮です。ご厚情感謝いたします。

No title

青霧谷様
余計な手間ではないですよ。
分かる範囲では、お答えしますんで。 

反切

反切について。岡田さんの「天下布武への道」2に説明があります。

No title

ハンク様
コメントありがとうございます。
岡田さんの天下~は、全数コピーしてないんですよ。
情報ありがとうございました。

反切

こんにちは。今手元にはないのですが、信長の音読み「SIN TYUO」
の最初のSと、最後のUOを組み合わせ、SUO、つまり桑という解釈だったと記憶しています。

No title

ハンク様
連投どうもです。
すお、そうって言う解釈ですね。
信秀もよく、納得したものです(笑

ローマ字

反切続き。信長の音読みのローマ字「SIN TYOU」です。間違えました。最初と最後のSとOUで、SOUです。そう(桑)。失礼しました。
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索