泰巖宗安記
信長ファンの独り言。
織田信長木像
1.総見院 京都府 束帯 七條大仏師宮内卿法印康清作 底部に朱漆
施主豊臣秀吉
2.阿弥陀寺 京都府 束帯 施主青木加賀衛門

3.総見寺 滋賀県 束帯 施主不明 旧本堂の御霊屋に安置されていた。
本堂の火事の際、被災を免れる。
4.総見寺 愛知県 束帯 戦災で被災、再建。その際お墓から出土した刀
を差したとのことである。
5.浄巖院 滋賀県 束帯 施主、詳細ともに解らず。

6、建勲神社 京都府 ? ?

7.岐阜城 岐阜県 束帯 大徳寺総見院像のレプリカ。

8.名古屋市博物館 束帯 大徳寺総見院像のレプリカ。
織田信長画像
ご要望にお答えして御紹介します。


持主 都道府県 像形
1、 長興寺 愛知県 肩衣袴 狩野元秀筆 余語正勝寄進 重要文化財
2、 大徳寺 京都府 肩衣袴 狩野永徳筆カ
3、 総見寺 愛知県 肩衣袴 狩野常信筆 織田貞置寄進 2の写し。
4、 報恩寺 京都府 肩衣袴 近衛龍山が七回忌に作成
5、 総見寺 滋賀県 甲冑 柴田勝家賛
6、 本能寺 京都府 直衣 ヒゲなし
7、菅原神社石川県 布袴 女永姫の菩提寺玉泉寺に伝来
8、神戸市立博物館 束帯 古溪和尚賛元安土総見寺伝来重要文化財
9、総見寺 滋賀県 束帯
10総見寺 滋賀県 束帯 信忠像カ
11浄巖院 滋賀県 束帯
12西光寺 滋賀県 束帯 京都国博委託
13大徳寺 京都府 束帯
14大雲院 京都府 束帯
15大雲院 京都府 束帯(神像)13の写しカ
16龍源院 京都府 束帯 伝長谷川等伯筆
17兵庫県立博物館 束帯(神像)15の写し
18氷上町公民館 束帯 元柏原藩伝来品、ヒゲなし。
19総見寺 愛知県 束帯 生前に描かれる?信雄の寄進。
20総見院 愛知県 束帯 清洲、小田切春江筆
21柘植修氏 初陣図 林羅山賛あり
22 ? 初陣図 林羅山賛なし
23崇福寺 岐阜県 束帯 織田杏斎筆
24円徳寺 岐阜県 肩絹袴
25寂光院 愛知県 束帯(神像) 犬山市文化資料館委託
26光明院 愛知県 束帯 名古屋市史社寺編の表紙。某寺に委託
27大徳寺 京都府 束帯

田村英恵女氏は著書で二十三点とおっしゃっているが私が調べた範囲では二十七点あるようです。

まだあるように思われるので順次紹介したい。

参照 織田信長像をめぐる儀礼 田村英恵著
肩衣袴像織田信長画像
現在織田信長画像は二十七点確認されている。
そのうち最も有名なものは肩衣袴像であるが、その中でも最も有名なものは学校の教科書でもおなじみの長興寺本である。
長興寺本は、天正十一年一周忌に余語正勝が狩野元秀に描かせたものであるが、近年大徳寺本坊に蔵される肩衣袴像が長興院本の祖本ではないかという見解が出されている(肖像画の視線 宮島新一著)
宮島氏によれば肖像画の出来は大徳寺本のほうがはるかにまさっており桃山時代に遡れる寿像ではないかと論考されている。
この画像か、もしくは祖本と思われる記録がある。
妙心寺は天徳院殿分つまり信長の位牌、御影制作費等に十四貫七七〇文計上されており(妙心寺米銭納下帳)、作者は狩野法眼つまり狩野永徳であり現存すれば最古の画像という事になるが妙心寺に現存しないようである。
(妙心寺の経済力と秀吉の戦争 伊藤真昭著 近世成立期の大規模戦争 戦場論下 藤田達生編)
大徳寺本は、肩衣袴に五三桐のみならず五葉木瓜が二つ描かれている特異な図様である。